本よかニュース

    

『十二歳からの読書案内』


子どもではないが、大人でもない、中高生を対象とした「YA(ヤングアダルト)向け作品」というジャンルは、監修者や赤木かんこらの熱心な提唱で、図書館や店頭に「ヤングアダルト・コーナー」が設けられるまでに浸透し、かつ出版も隆盛をみせている。
 いちばん本を読んで欲しい中高生の、読書離れが著しい。この本は、学校図書館にぜひとも置いて欲しいし(できれば各教室にも)、中高生に読書を勧める立場の大人には必読の参考書だ。  (たつみや)
金原瑞人 監修
すばる舎 発行 1500円(税別)


       

    

『びりっかすの神さま』


木下始が、転校してきた4年1組の教室であいさつをしようとしたとき、とつぜん目のまえにすきとおった男の人が、空中を飛んでいるのが見えた。背中に小さなつばさがあった・・・
ビリにだけ見えるという、へんな神さまがあらわれたのだ。みんな神さまを見たがって、クラスはおおさわぎ!
 ファンタジーの名手、岡田淳の「路傍の石幼少年文学賞」受賞作品。ポップな絵柄が、そのまま作品の雰囲気になっていて、大人が読んでも楽しいほがらかなファンタジー。(たつみや)

岡田淳 作・絵
偕成社 発行 1000円(税別)


       

    

『生物と無生物のあいだ』


著者は分子生物学者。「生命とは何か?」という命題を追う、著者もふくめた科学者たちの最先端の研究を紹介しつつ、研究者たちの人間臭いドラマにも触れた、読み物として楽しめる教養本。DNA研究の歴史や成果が、平明な表現で記され、素人にもよくわかる。
 理系の学者が、こんな文学的な文章を書くなんてと驚くのは、偏見というものだけれど、その柔軟な筆力が、難解な生命科学の「わかりやすい説明」を支えている。 (たつみや)

福岡伸一 著
 講談社現代新書 740円(税別)


       

    

『妖怪アパートの幽雅な日常』(現在9巻まで発行) 


両親を亡くして親戚の家に世話になっている夕士は、高校入学をチャンスに独立独歩の道を歩むはずだった。だが入る予定だった学校の寮が火事になり、夕士の念願はさっそく頓挫? いや、捨てる神あれば拾う神ありだ。しかし紹介されたアパートは、家賃が安い分だけいわくつきだった。
 人やそうでないものとの出会いが、孤独だった夕士を成長させていく。賄いつきアパートの超グルメチックな食事の紹介も楽しい。  (たつみや)

香月日輪(こうづきひのわ)作 
講談社YA!ENTERTAINMENT発行 各950円


       

    

オススメ書籍を追加しました

『狼と香辛料』シリーズ(現在9巻まで刊行)
『チャーリーと真実のどくろ』(マジックショップシリーズ第4巻)


       

    

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